味噌は体を温めるのに豆腐や豆乳などの大豆製品は体を冷やす!?

味噌も豆腐も豆乳もおなじ大豆からできた製品。
それなのに味噌は体を温めるのに豆腐や豆乳は体を冷やすらしいのです。

私が大豆製品でも豆腐が体を冷やすということを知ったのは、若杉ばぁちゃんの本を読んだことがきっかけ。
それまでは、大豆にはイソフラボンも豊富だし、食べたら体にイイものと思い込んでいました。

でもどうやらお味噌は同じ大豆製品なのに、体を温めてくれる働きがあるんですよ!!

えーーー!!
どうして?!
同じ大豆製品なのに、何が違うの?!
と気になりだしまして(笑)

お味噌は体を温めるのに豆腐や豆乳が体を冷やす、そのワケを調べてみました。

そこで今回は

  • お味噌が体を温めてくれるワケ
  • 豆腐や豆乳が体を冷やすと言われるワケ
  • 大豆製品で体を冷やさないための工夫

について紹介していきたいと思います(^^♪

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味噌が体を温めるのはなんで?

味噌の原料は、お豆腐と同じで大豆。
なのですが、お味噌は発酵させることで大豆のたんぱく質が酵素によって分解されます。

この酵素によるたんぱく質の分解が大きなポイント!!
たんぱく質がアミノ酸やブドウ糖に分解されることで、消化しやすい状態になっているんです。

消化しやすい=栄養素としても体が吸収しやすい
そのため体内で消化にかかる負担が減る分、体内の消化酵素を温存。
使わなかった体内酵素を代謝酵素として使えるため、結果として代謝アップにつながり、体も温まるというワケです。

でもこれだけではないんです!!
私もビックリしたんですけどね、堀江昭佳さんの「血流がすべて解決する」という本にお味噌には血を増やす働きがあるという記載があったんですよ。

「漢方の「血」は血液だけでなく、ホルモンや栄養も含む概念ですが、同じ大豆製品でも、豆乳や豆腐には血を補う働きはありません。みそだけが血を補うのです。」

ここでいう「血」は血液だけではなく、ホルモンという意味も含まれてくるんですけどね(;’∀’)
でもどうしてお味噌だけ?って思いませんか。

お味噌にはダイゼインという種類のイソフラボンが多く含まれているそうなんです。
そしてこのダイゼイン、他の種類のイソフラボンよりも体に吸収されやすいんですって!!

そのため本の中では、お味噌を生活に取り入れていく中で、血が増え血流が整うことで更年期の女性の気持ちが落ち着いたということが紹介されていました。

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血流が悪い=血がドロドロではなく、血流不足。
血が不足していえると、全身に血液が周らず冷えやすい。
そのため「血」を増やすことで、全身に血液がいきわたるようになる。
最終結果として、体も温まるそうです◎

これにはさすがに私もビックリ(笑)
お味噌ってすごいんだーーーっと改めてなりました。

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豆腐が体を冷やすのはなぜ?

豆腐というと大豆製品で植物性のたんぱく質が豊富。
体にもイイし、ダイエットのときのお役立ち食品、というイメージがありませんか。

私は若杉ばぁちゃんの本を読むまでは、豆腐は体にいい!!と思っていたし、豆腐が体を冷やすなんて考えたこともありませんでした( ̄▽ ̄)

ですが東洋医学的に、豆腐は冷やす性質があると言われる「陰性」
若杉ばぁちゃんは、陰性ではなく極陰性で、めちゃめちゃ体を冷やしてしまうと言っていました。
そのため昔は子供が熱を出したときの熱冷シート代わりにお豆腐を使っていたそう。
なんだかイメージしただけでもひんやりしてきます。

でもなぜ豆腐が体を冷やすのか?!
それは豆腐にほてりを鎮めたり、利用作用として働くカリウムが多く含まれているからです。

木綿豆腐 絹豆腐 ソフト 充鎮 焼き豆腐 豆乳
カリウム 140mg 150mg 150mg 200mg 90mg 190mg

参照:豆腐及び豆腐製品100gあたりの成分表

味噌(淡色)大さじ1 減塩味噌 大さじ1
カリウム 68mg 83mg

参照:トータルヘルスケアサービス ホロニクスグループの調味料と栄養だよりより

どうですか?!
お豆腐とお味噌、比べてるとカリウム量かなり違いますよね。

お豆腐も上記表は100g中のカリウム量。
大きい木綿豆腐だと350~400gくらい入っているので、カリウムの量はその4倍。
そう思うと、なんだか体を冷やしてしまうということも納得です。

食べ方の一工夫で陰性をやわらげることも

でもお豆腐はお手軽に購入できる食材だし、タンパク質もやはり豊富。
食事にも使いたいですよね(^o^)

そんな時には一工夫。
ちょっと手を加えさえすれば、陰性をやわらげることができます。

それが

  • 熱を加えてあげること
  • 代謝を高めてくれる食材との食べ合わせ

この2つです。

 

まず熱を加えるといえば、加熱調理。
茹でたり、炒めたり、煮込んだりと火を入れてあげることです。
火入れすることで、結果的にカリウム量減。
陰性で体を冷やす性質がゆるまります◎

それから代謝を高めてくれる食材との食べ合わせ。
ネギや生姜を添えたり、使ったり、香辛料や香味野菜をうまく活用したりすることでも血行促進に繋がりお豆腐の冷える性質をゆるめてくれると言われています。

お豆腐は体を冷やしてしまいますが、ひと手間加えることで、冷える性質は緩和することもできますからね◎
冷えが気になるならお豆腐を食べるときは食べ方を変えてみるとよいかと思いますよ~(・∀・)

ほかの大豆製品も体を冷やすの?

お味噌は体を温めるけど、豆腐は体を冷やす。
と聞くと気になるのが他の大豆製品はどうなの?
やはりどれも体を冷やすの?と気になってきませんか。

その中でもとくに私が気になったのは納豆。
朝食や一人のときのお昼など、手軽な一品になってくれて便利でよく使うんですよ、私。
でも体を冷やしてしまう食材だと冷え性の私からすると辛いなと思いまして。

で、調べてみると下記のような方程式が見つかりました!!

大豆=冷える
発酵している大豆=冷えない

大豆代表は、お豆腐や豆乳、おからなど。
発行している大豆代表は、お味噌や納豆など。

お!それなら納豆は冷やさない食材に入るから大丈夫なのかと思いますよね。

ですが、少し注意が必要なのが納豆なんです(´・ω・`)

最近では輸入大豆も多く、良質な大豆でなかったり、大量生産で作られるため発酵の過程は時短。
本来はじっくり時間をかけて発酵させるところを短時間で人工的に発酵させたりしているものも多いんです。
若杉ばぁちゃんによるとですが、人工的に発酵させた納豆は、本来の納豆より陰性が強くなり冷やす性質が強くなってしまうそう。

発酵させた大豆製品であれば、なんでも体を温めるではなく、発酵過程が大事なんですね。
スーパーで本物を見分けることが難しい時代。
選ぶ側の目利きやスキルが試されている気がします。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

お味噌に体を温める働きがあるなんて・・・
また逆にお豆腐には体を冷やす働きがあるなんて・・・
ちょっと驚きましたよね?!

私は大豆製品=体にいい
というイメージが強かったため、結構びっくりしました。

ちなみに大豆製品の体を温める・冷やすを表した引用表がこちら↓↓

参照:http://nikkenkyo.jp/archives/5448

上記の表もどの大豆製品が体を冷やすの?温めるの?という参考にしてもらえたら嬉しいです。

また陰陽の性質は、加熱することで陰の性質を陽よりにすることもできますからね◎
お豆腐や豆乳だってひと手間加えて加熱調理することで、体を冷やしてしまう性質もゆるやかになります!!

タンパク質が豊富なことには変わりない大豆製品。
ぜひぜひ火入れをしてうまく活用しながら、体を冷やさない味噌はどんどん生活に取り入れていきましょう♪

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