生きているお味噌の見分け方~家のは本物の発酵食品?簡単チェック~

生きている本物のお味噌をスーパーで見分けるには、

  • 酒精(アルコール)が使われていないか
  • ガスを逃がす空気穴があるか
  • 非加熱かどうか

をチェックするのがポイント!と、味噌の本物見分け方!スーパーでも生きているモノを選ぶためのポイントでもお伝えしました。
まだ読んでいない方は、詳しく紹介しているので、目を通してみてくださいネ(*´з`)

 

ただ中には今、家にある味噌が生きているお味噌が気になる…という方もいらっしゃると思うんですよ。
今回はそんな方にもチェック方法があるんだよ~~~ということをお伝えしたくて。
だって調べる方法も簡単。
家にあるものでできるんだもん(笑)

私もさっそく家にあった2種類のお味噌が生きている味噌かチェックしてみましたよ~♪
そこでやり方はもちろん、どうしてその方法でお味噌が生きていると判断できるの?ということをお伝えしていきたいと思います(*´ω`*)

では、さっそく紹介していきますネ。

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生きている味噌の見分け方。家にある味噌も簡単に調べられる!!

今使っているお味噌、酒精は使われていないけど、ガス抜きの穴はないし、非加熱か分からない( ;∀;)
そんなときに簡単に生きた味噌が調べる方法があるんです。

マルモ青木味噌醤油醸造場が紹介されている方法なのですが、自宅にあるものでチェックできるんですよ。

準備するもの
  • マグカップや耐熱のコップ
  • 片栗粉
  • 熱湯
  • 味噌
  • 混ぜるスプーン

どれも家にあるものですよね♪

 

チェックの仕方も簡単。
①コップの大匙1の片栗粉を入れ、大さじ1のお水を入れかき混ぜて片栗粉を溶かします。
②①に熱湯を100ml入れて、グルグル~とかき混ぜ。
そうするとゲル状に固まってきます。
ここまでが下準備(笑)
③ゲル状になったものが入っているコップにお味噌をティースプーン1程度入れて、グルグル~とかき混ぜまるだけです!!

その時に、ゲル状のまま変化がなければ、生きてないない、酵素や酵母が死んでしまっているお味噌。
ゲル状になったものがドロドロに変化し、水っぽくサラサラになったら、酵素や酵母が生きているお味噌です!!

ね、やり方はめっちゃ簡単(笑)

ってことで私もこの方法で自宅のお味噌が本物かどうか調べてみました。

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家にあるお味噌は本物? 見分け方チェックを実践した結果

2種類の味噌が家にあったので、どちらも生きた味噌か?調べてみましたよ~。

調べた味噌は
①直売所で販売されていたお味噌

②生活クラブで買ったお味噌

直売所で買ったものは、冷蔵保存で販売されていたし、生活クラブのものは、加熱殺菌していないという記載あり〇
だから、酵素や酵母が生きているはず!!
と思い、本当にゲル状のものがドロドロから水っぽく変化するのかやってみました。

 

要領は先ほどお伝えしたやり方。
手順を写真と一緒にお伝えしていきますね。

①片栗粉大1を耐熱容器に入れる

②大さじ1の水をコップに入れて片栗粉を溶かす

③熱湯を100ml入れる

すると確かにゲル状のものが出来上がりました!!

 

さて、ここからが実験本番です(笑)
ほんとうにゲル状のものが水っぽく戻っていくのかドキドキしながら、お味噌を投入~~~!!

④お味噌を入れて混ぜます

直売所のお味噌☟☟           生活クラブさんのお味噌☟☟

どうですか?
お味噌の変化。

味噌を入れて混ぜるとゲルが少しゆる~くなってきたなという感じでトロミがまずは出てきました。
そして少し置いておくと、トロミはどこへいったのか…。
もうほぼ水。
水にお味噌を溶かした状態に!!

実験の結果からお伝えすると、両方とも酵素や酵母の生きている本物のお味噌♪
やっぱり冷蔵ものや非加熱処理のもの、酒精(アルコール成分)が入っていないものは本物と呼べるお味噌なのですね。

味噌が発酵食品としての機能があれば酵素が働いている

今回紹介したチェック方法は、麹菌が作り出す酵素がお味噌の中で生きているか?を確認する方法を使いました。

ではどういうからくりだったのか?
なぜゲル状に固まった片栗粉が水溶き味噌に戻ったのか?
をもう少し詳しくお伝えしていきますね。

 

まずキーポイントのなるのは、お味噌を作る原料となる麹菌です。
目には見えないですが、酵素の宝庫と言われるほどたくさんの酵素を作るスゴイ奴なんですよ。

酵素と言われてもピンとこないかもしれませんが、有名どころでいうと
デンプンを分解してくれる酵素のアミラーゼ。
デンプンをブドウ糖に分解してくれる酵素です。
たんぱく質を分解してくれる酵素のプロテアーゼ。
たんぱく質を分解することで旨味成分のアミノ酸生成してくれる酵素です。
よくわからないけど、名前くらいは聞いたことがあるぞ!という方も多いのではないでしょうか。

 

酵素には上記で紹介した代表酵素以外にもたくさんあるのですが、今回の実験で大きな威力を見せてくれたのが、デンプンを分解する酵素のアミラーゼ。
片栗粉の原材料はじゃがいも。
でんぷんが多く含まれています。
そのため65℃より熱いお湯を入れると糊上に。
もっと高い温度を加えると、さらに固く糊化してかたくなりゲル状になるというでんぷんの性質があるんですよ。
このでんぷんの特性を使ったのが、実験の下準備。
水溶き片栗粉に熱湯を加え、混ぜてゲル化させた状態(でんぷんの糊化)です。

 

そこで下準備が完了してゲル状になったでんぷんにお味噌を入れると、お味噌の麹菌が生み出した酵素アミラーゼの働きの有無でその後の反応が変わるというワケです。
今回はお味噌の中に酵素が生きていたので、片栗粉のデンプンをせっせとブドウ糖に分解。
デンプンの力でゲル状に固まっていたのですが、ブドウ糖に分解されたため、水溶き味噌に戻ってしまいました。

ですが、もし酵素が含まれていなければ、でんぷんはブドウ糖へ分解されることはないですからね。
ゲル状のままになるはずです!!

酵素が含まれているか目には見えないけど、こうして見える化するとほんまに酵素入ってるんだと分かり面白いですね(笑)

さいごに

今回私が本物のお味噌チェックの実験をしよう♪と思ったのは、まぁ単純に面白そうと思ったものあります。
が、ホンマモンの味噌を見つけたくても「非加熱処理」かどうかの表示義務がないという記述をたくさん見かけたんですよね( ;∀;)

だから酒精は入っていないはクリアーしているけど、ガス抜き穴ない。この味噌って本物なのかな?と気になる方も出てくるんじゃないかな~と思ったんですよ。

だって簡単にチェックできたら、今あるお味噌が生きたお味噌かすぐわかったら便利じゃないですかー。
そして生きている味噌ならリピもできるし、違えば種類変更したりするきっかけにもなりますよね。

そんなこんなを思いながら、ネットで検索を続けていた時にほんま偶然、私も今回の生きた酵素が入った味噌か確かめる実験を知りまして。
これは試してみるしかないやろー(笑)となりました。

 

やるまでは、片栗粉がゲル化したものが、お味噌を入れただけで水溶きのお味噌になるのかな?とちょっと半信半疑でしたけどね。
実際にやると「おぉぉぉーーーー!!水に戻った。すごい」と感激してしまいましたヨ(笑)
子供が寝て夜な夜なキッチンで大興奮。
旦那からは白い目で見られましたが…( ;∀;)

 

ちなみにテスト時間は10分掛からないくらいで終わります。
お湯を沸かす時間がケトルやポット?お鍋で沸かす?などによって異なるけど、10分もあればチャリーンっておつりくるくらいの時間で、お味噌の中に酵素が生きているか調べられましたよ。
しかも小学生の時の理科の実験みたいで、ちょっと楽しかったという(笑)
どうなるんだろ?
と酵素が目に見えないからワクワクした感覚がよみがえりました!!

もしお子さんがいらっしゃったら、お子さんと遊び感覚でされても一つの遊びになるかも~って思いますし、自由研究のテーマの一つにも見方の角度を変えればなるかもですネ♪

もし今使っているお味噌が本物のお味噌か知りたいと思っている方は、ぜひ試してみてくださいませ~<(_ _)>

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