梅酢は梅干し作りの副産物。
せっかくなら保存して使いましょ~( *´艸`)
って言われても「どうやって保存したらいいんだ?!」
梅を土用干しするときに、一緒に梅酢も天日干ししてそのまま保存しておいたらいいの?
ど・う・な・の(;’∀’)?!
ってなりますよね。
私も梅干し作り1年生だったので、初の梅酢保存のときは梅酢は保存したら色々使えるっていうけど、どうやって保存するんだ?!ってなりましたから(笑)
1年に1回しかやらない梅仕事だからこそ、忘れぬためにも梅酢の保存の仕方をまとめてみました♪
梅酢の保存の仕方
梅酢はまず土用干しといって梅雨が明けに梅干しを干すときに一緒に天日干し。
その後、赤梅酢(紫蘇を揉み込んで梅と一緒に漬け込んでいた場合)は、一回濾す作業をします。
え?どうやって濾すの?
これは意外と簡単◎
コーヒーフィルターをセットして、流し込むだけで簡単に濾すことができます♪
コーヒーフィルターがないんやけど…
そんな方は、キッチンペーパーを霧吹きでサッと表面を濡らし、下にはボウルをセット。
そこに流し込んでも濾すことができますよ~◎
キッチンペーパーを使う時は、霧吹きで水を拭きかけておくのがポイント!!
この作業をスッ飛ばすと、キッチンペーパーがせっかくの梅酢を大量に吸い込んでしまいます( ̄▽ ̄)
なのでもしキッチンペーパーをコーヒーフィルターの代わりに代用される方は、霧吹きシュッシュをお忘れなくです!!
でもそもそもなんで面倒な濾す作業をせんといかんの?
天日干ししたら、お日様で消毒されてるんやしそのまま保存じゃあかんのかーい?
これは私が思った心の声なんですけどね(笑)
やるからには理由があるんですよ。
というのも梅酢に赤紫蘇を入れた場合、赤紫蘇と梅を取り出したとはいえ、梅酢の中には小さい葉っぱが粉になって入っていることがあるんです!!
そして葉が入ったままだと香りや色が悪くなるのが早い…。
ちょい手間掛かりますが、梅酢を長く保存したいならぜひ濾す作業は飛ばさず、梅酢をキレイな状態にしてから保存するようにしてあげてくださいね♪
梅酢の保存容器はペットボトルも瓶もOK
梅酢が保存できる状態になったら、さぁ何に入れて保存しよう?
と保存容器のことが気になりだしますよね。
梅酢はペットボトルをキレイに洗ったものに入れて保存もOKですし、ガラス瓶での保存ももちろんOKです◎
が、あえていうならガラス瓶がオススメ◎
ペットボトルは匂い移りが気になりますが、ガラスは匂い移りがきにならないからです(^^♪
あとはお好み(笑)
ペットボトルでもガラス瓶でもどちらでも、使い勝手のいいもの、家にあるものを保存容器として使ってください!!
ちなみに絶対にダメなのは、金属製の保存容器。
ホーローなども控えた方がいいです。
というのも梅酢の酸が金属と反応して、金属部分が黒っぽく変色してしまうからです( ̄▽ ̄)
そのためガラス瓶も蓋部分が金属ではなく、プラスチックなどのものがおすすめです♪
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梅酢の保存は常温?冷蔵?
梅酢は基本的に常温保存できますが、作り方によっては冷蔵保存の方が適していることもあります。
では常温と冷蔵保存の判断基準は何なのでしょうか。
答えは塩分濃度!!
塩分濃度が薄い物は雑菌繁殖の危険が高くなるため、冷蔵庫保存が安心。
逆に塩分濃度が高い物は常温保存でも問題ないと言われています◎
その塩分濃度による常温or冷蔵の判断基準のキーとなるのが、塩分濃度15%。
というのも、塩分濃度が10%以上になると、ほとんどの細菌は繁殖できなくなると言われているからです。
梅干しを作った時の塩分が15%以上であれば、直射日光の当たらない常温で保存OK。
15%未満であれば、雑菌繁殖による劣化や腐敗の可能性があるため冷蔵庫保存です!!
常温?冷蔵庫?と保存場所に迷ったときの目安にしてみてください(*^▽^*)
ちなみに私は塩分濃度20%で梅干しを作りましたが、梅干しは常温で保存。
梅酢は冷蔵庫に入れて保存しています◎
ホントは常温保存でも問題ないのですが、使う時に開け閉めをよくするので、その時に雑菌などが入り込んだら嫌だな~と思い、私は冷蔵保存にしています(^^♪
さいごに
梅酢は梅干しを作った時に自然とでてくる副産物◎
どうやって使ったらいいんだろう?と思うかもしれませんが、意外と使い道多いです(^^♪
だって梅干しを漬けたらありがたいことにタダで手に入るけど、梅酢市販でも売られているくらいですからね(笑)
せっかくなら梅酢、色々とお料理に使ってみてください(*^▽^*)
でもどうやって使ったら?!
私も同じように困ったので、梅酢の使い道もまとめて紹介しています。
梅酢は利用してナンボ!料理の幅が広がる使い方や活用術
よかったら参考にしてみてくださいね♪