最近はスーパーでも見かけることが多くなってきた甘酒♪
昔は夏に飲む栄養ドリンクだったんです(笑)
そのため夏バテに効果があるのはもちろん、熱中症の予防にだって効果が期待できるんですって(*^▽^*)
私は夏バテ対策になることは知っていたのですが、まさか熱中症の対策のドリンクとしても使えるとは!!
ビックリしたやら、毎日当たり前のように飲んだり食べたりしているから、嬉しいやら(笑)
てなわけで、今回は「どうして甘酒が熱中症予防になるの?」という疑問にお答えしたいと思います。
それから+α、せっかく飲むなら、効果大な飲み方…
あるなら知りたいですよね?!
というこどで、どんな風に取り入れたら効果を得られるのか?ということにつてもお話したいと思います♪
本題に入る前に、めちゃめちゃ大事なことをお伝えし忘れていました。
甘酒とさっと書いちゃったけど、ここでいう甘酒は米麹から作られた甘酒のことです!!
そのためこの記事では、「甘酒」っていう言葉を使いますが、すべて米麹で作られた甘酒のことですので、酒粕甘酒と混同しないようお願いします<m(__)m>
うん?!
米麹?酒粕甘酒?
どう違うの?と思われたら、2つの甘酒の違いをまとめた記事があるのでこちらを参考にしていただけたらと思います<m(__)m>
米麹と酒粕甘酒の違いとは?異なる効果と使い分け!
Contents
甘酒が夏バテの他、熱中症にも効果があると言われるのはなぜ?!
甘酒は夏バテのイメージが強かったのですが、なんと熱中症にも効果アリ!!
その理由は
- 水分や塩分をバランスよく摂取できる
- ビタミン類とアミノ酸を同時に摂取できる
- たんぱく質が含まれている
この3つです!!
では、それぞれどういうことかお話していきますね♪
①水分や塩分をバランスよく摂取できる
甘酒の材料は、米麹・ごはん・水。
そのためお塩は全く入っていないんですけどね、塩分と水分のバランスがいいと言われているんですよ(笑)
は?!
なんで塩が入ってないのに塩分のバランスがいいねん…(;’∀’)
アホちゃうかー?
って思われたあなた。
待ってくださーい!!
実は甘酒の元、米麹にはナトリウムが100g中に3mgほど、含まれているんですよ。
(参照:宝酒造HP)
そして甘酒になると、なんとナトリウム量は増加。
100gにつき、約60mgナトリウムが含まれていると言われています。
飲むとね、全然しょっぱくないし、塩っ気なんて感じないんですけどね(笑)
含まれているんですね、ナトリウム!!
しかも甘酒100gに対して含まれているナトリウム量60mgが、厚生労働省の熱中予防の基準のど真ん中!!
上記は厚生労働省の「熱中症を防ごう」というリーフレットの一部を抜粋したものなのですが、その中で言われているのが
少なくとも0.1~0.2%の食塩水 or ナトリウムが40~80mgほど100ml中に含まれている飲み物の摂取が望ましい。
ということ。
ね、甘酒はナトリウム含有量が60mgだから、ちょうど真ん中。
熱中症予防ドリンクの基準を満たしてるんですよ~(*^▽^*)
でもね、甘酒に含まれている成分ってナトリウムだけじゃないんです♪
②ビタミン類とアミノ酸を同時に摂取できる
甘酒はビタミンB12以外のすべてのビタミンB群と20種類ものアミノ酸が含まれている、栄養満点ドリンク!!
しかもアミノ酸も体内で作ることができるアミノ酸と、食べ物からしか摂取できない必須アミノ酸があるのですが、甘酒には9種類すべての必須アミノ酸が含まれているという!!
THE 栄養の塊
なんですよ(*”▽”)
しかもアミノ酸には疲労回復効果が期待できるのですが、ビタミンB1.B2.B6と一緒に摂取すると効果がアップすると言われているんです!!
甘酒にはさきほどもお伝えしたんですが、ビタミンB12以外のビタミンB群が入っています。
そのため、体内への吸収率が抜群!!
結果、体内でのエネルギー交換もスムーズに行われ、疲労回復にながりやすいんですよ~(*”▽”)
しかも甘酒のビタミンは、麹菌の発酵による働きで作られた天然成分。
最近では化学のチカラで作られたビタミン成分なども多い中、自然と作られた天然の栄養素を手軽に摂取できるのも甘酒の魅力です(*^▽^*)
③甘酒にはたんぱく質が豊富に含まれている
え?
うそやーん。
私だって甘酒にたんぱく質が含まれているなんて、思ってなかったので私と同じように感じた人も多いハズ(笑)
だってたんぱく質って言ったら、肉・魚・大豆製品のイメージが強いですもんね?ね?!
ですが、甘酒にもたんぱく質が含まれているんです。
量はそこまで多くなく、その量…100g中に1.6g。
微量といえば、微量かもしれません。
ですが、ドリンクでもたんぱく質を摂取できるってすごくないですか?!
でもどうして熱中症とたんぱく質が関係あるの?って思いますよね。
私もなんでなんだろう…と思って色々調べていたのですが、熱くなった血液を運ぶのにはパワーを使うようで、体内の血液が減少してしまうんですよ!!
ですが、たんぱく質のアルブミンという成分が血中に増えると、浸透圧が働き水分を血中に呼び寄せることができるんです。
その結果、血液量アップ。
血液量がアップすると、体にこもった熱も逃がしやすくなると言われているので、たんぱく質を摂るというのも実は有効な熱中症対策になるのだそうです!!
ただ夏場となると、食欲減になってあまりおかず食べたくない…
なんてこともありますよね( ̄▽ ̄)
そんな時には甘酒。
飲めば胃腸の調子も回復に向かわせてくれるし、たんぱく質も微量ながらも摂取できるし、おすすめです◎
熱中症予防に甘酒がおすすめな理由
私が甘酒を熱中症の予防にオススメだよーと声を大にして言うのは、手軽に熱中症予防ができるからです(笑)
というのも、熱中症になる原因は
- 体内の熱をうまく外へ放出できないず、汗が大量に出すことでなんとかしようとする
- 体内の水分不足により脱水症状や体温調節機能が働かなくなる
この2つ。
そこを手助けしてあげることができたら、熱中症対策になりますよね?!
甘酒はドリンクとして飲めば、水分補給にもなりますが、それだけでなく塩分やミネラル、栄養まで一緒に摂取が可能なんですよ~。
しかも2割がブドウ糖と言われているから、飲めばすぐにエネチャージ(笑)
体のだるさやしんどさも軽減できるし、めっちゃ優秀なんです!!
もちろん、ドリンクとして飲む方法もあるけど、甘酒は濃縮タイプであれば料理やおやつなどに使うことだって可能!!
だから意識しなくても甘酒の栄養をうまく日々のおかずやおやつで摂取することができちゃうんですよ(*^▽^*)
私の場合は、朝はドリンクにして飲んだり、ティースプーン1杯程度濃縮タイプを食べたり。
これでエネルギーチャージ(笑)
あぁ~だるいな…と思っていても、このおかげで元気になります。
そしておやつは甘酒入りのアイスやマフィン・蒸しパンなど。
甘酒入りで疲れた体に栄養を入れてあげて~。
夜は濃縮タイプの甘酒を料理に使って、お肉やお魚を甘酒に漬け込んでおいたり、ごま和えやナムル、甘酢漬けなどに活用~。
と甘酒三昧なんですよ(笑)
*手軽に使える
*なんにでも入れられる
*食べれるとすぐにエネチャージ(笑)元気になる
*甘さで癒される
*栄養価を甘酒でアップできる
とホントにいいことずくし。
しかも夏場ってどうしても料理するのが億劫になったりしがち…。
なんたってキッチンで火を使うと暑い。
とくに食欲が減退していたら、余計に料理は辛い…。
そんな時にでもドリンクであれば、手軽に作って飲めるし、そーめんや冷やしうどん、冷静スープなどにだって甘酒を入れることで旨味もアップしてくれるので、夏バテや熱中症予防+美味しい~で一石二鳥( *´艸`)
ホントいろんな使い方ができるからこそ、毎日いろんな形で食べることができる!!
特別なことなく、日々の食生活に取り入れやすい!!
これが私が熱中症対策に甘酒をオススメする理由です◎
甘酒の効果をより発揮させる熱中対策用の飲み方とは
一番お手軽は、ドリンク。
混ぜるだけで作れちゃうし、火を使わない!!
てなわけで、熱中症対策として飲む甘酒の飲み方をお伝えしたいと思います。
ポイント①:朝飲む
なんで朝?
と思われるかもしれませんが、朝といえば、今から1日がはじまる!!
そう、一日のスタートのとき。
朝ごはん食べたくない…
なんてときでもコップ1杯(200ml)くらいの甘酒なら、軽く飲めちゃいますよね。
これで十分エネルギーチャージになるんです!!
しかも夜間、寝ている間に発汗して失った水分も補給できちゃいます(笑)
もちろん、食事と一緒に甘酒をプラスされるのもいいと思います。
その場合は食前。
というのも甘酒は1杯(200ml)で81calとカロリーが決して低いわけではないんですよ。
そのため食事前に飲んでお腹が膨らんだ分は、朝ごはんの量を調節。
すこし朝ごはんを控えることもできるので、食前が個人的にはオススメです◎
ポイント②:摂取量を守る
さきほど何度も200mlとお伝えしたのですが、この200mlは一日の甘酒摂取量。
そのため朝200ml飲んだら、それで終わり~。
夜に追加して飲むと、ちょっとカロリーオーバー気味になってしまいます( ̄▽ ̄)
もし疲れるし夜も飲みたいのであれば、朝の量を半分や2/3に調節。
その残りを夜に飲むようにしてみてくださいね。
⇒米麹甘酒の一日の摂取量は手作りと市販で違う?薄めて飲む飲み方を紹介
ポイント③:冷やしすぎない
市販のものの場合は、常温。
濃縮タイプを作るときも冷やしたお水ではなく、水道水や浄水器から直接出るお水の温度くらいの温度のものを使うのがオススメ!!
冷たいキンキンに冷えたものは、胃腸の働きを弱めてしまうんです( ̄▽ ̄)
せっかく胃腸の働きをよくしてくれる甘酒なのに、逆に冷えたものを飲むことで胃腸の働きを鈍らせてしまっては逆効果…。
冷蔵保存している場合は、冷蔵庫から早めに出し少し常温に置いておくといいですよ♪
ポイント④:+αして飲む
甘酒を豆乳や牛乳割にしたり、きな粉やバナナなどをプラスしたりするだけで、栄養価もアップ。
しかも飲みやすくなります(笑)
てことでめちゃめちゃ簡単で飲みやすい。
定番ではありますが、バナナ豆乳甘酒ドリンクを紹介しますね。
甘酒 100cc
豆乳 100cc
バナナ 1/2本
全ての材料をミキサーに入れて攪拌したら完成です☆彡
今回は定番のバナナをいれた甘酒ドリンクの作り方をお伝えしたのですが、バナナにしたのも実は意味があって(笑)
夏は汗でカリウムが出ていきやすいのですが、バナナにはカリウムが含まれていて、カリウムの補給になるんです(*”▽”)
カリウムは体内のナトリウムとのバランスをうまく調整してくれる大事なミネラル!!
汗をたくさんかきやすい夏場だからこそ、しっかり補えたら…と思い、簡単美味しい、そして飲みなれた感のある定番のバナナ甘酒。
朝ごはんの時によかったらちょい足ししてみてくださいね(*^▽^*)
まとめ
熱中症の原因は、体内の熱を上手に放出できなかったり、体内の水分不足が生じたりしてうまく体温調節ができなくなることで引き起こされます。
そこで大事になるのが、水分補給!!
なのですが、その時に大事になるのが、適度な塩分(ナトリウム)なんですよ~。
だから熱中症予防にと思ったら、こまめな水分補給や適度な塩分を取ることを意識してみてください。
ちなみに今回私が取り上げた米麹の甘酒は、水分も適度なナトリウムも一緒に摂取できちゃう優れもの♡
栄養価も高いし、熱中症予防になるだけでなく、夏場の疲れにも効果抜群ですからね。
夏場に甘酒、元気に乗り切るためにも生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?!