甘酒ドリンクとして飲むだけでなく料理にも使ってみたいけど、どうやって使うの?
となっているあなた!!
ドリンクで飲むと活きたままの酵素を体に取り入れられるからそれはそれでいいんですが、損してますよー!!
料理に使えば、お砂糖カットにもなるし、旨味成分がアップ。
普段のお料理なのにワンランク上にグレードアップしてくれるんですから!!
せっかくなら飲むだけでなく、料理にもじゃんじゃん活用しちゃいましょう(*^▽^*)
ということで、今回は甘酒はどんな料理に使えるのか?ということをメインに、我が家でも評判のメインにもなる簡単おかずやアレンジ可能な副菜おかずを紹介したいと思います。
Contents
甘酒を料理に。使い方は?
甘酒の料理に活用する方法は4つもあるんですよ。
それがこちら☟☟
- 砂糖の代わり
- 素材がやわらかくなるお肉やお魚の漬け込み
- お出汁の代わり
- 小麦粉の代わりのとろみづけ
では、それぞれ1つずつ詳しくお伝えしていきますね。
甘酒は砂糖代わりに
めちゃめちゃ簡単にできるのが、砂糖の代用として甘酒を使う方法。
私コレめっちゃ使っています(笑)
そのため砂糖を入れることがめっきり減ったくらい。
ただ問題は、砂糖と書いてあるレシピに対してどのくらいの甘酒を入れるかですよね( ;∀;)
これはおおよその目安ですが、砂糖大さじ1に対して甘酒なら大さじ2。
倍くらいの量を入れたらOKです。
※濃縮タイプの甘酒の場合です。
しかも甘酒は素材のうまみも引き出してくれますからね。
お砂糖代わりに使うと、素材の味を引き立ててさらに美味しく仕上げてくれますよ♪
お肉やお魚を甘酒に漬け込む
塩麴に鶏肉や豚肉を漬け込んでおくと、やわらか~くなるじゃないですか?
あの使い方とおんなじ。
甘酒も塩麴も米麹から作られていて、たっぷり酵素を含んでいるのでお肉やお魚を漬け込んでおくと、たんぱく質を分解してくれるんですよ。
結果、やわらか~い食感に。
それだけでなく、
鶏肉などの肉類はジューシーに。
お魚は魚の臭みが消え、ふんわりと仕上がります。
塩麴と同じような効果を得られるのですが、違いは塩っ気といいますか下味がつくかどうか、ですかね。
どうしても塩麴で漬けると、それだけでも十分に味がしみ込んでソースやタレがあんまりいらなかったり、あとでプラスして煮込んだりすると味が濃くなったりしてしまうじゃないですかー。
でも甘酒ならその心配なし!!
最後にソースやタレを絡めたいな~と思う料理のお肉やお魚の下ごしらえ時に使ったらいいんです。
お出汁の代わりに
甘酒は原料の米麹が発酵していく中でたくさんのアミノ酸が発生します。
そう、アミノ酸といえば旨味成分の元。
たっぷり入っているため、素材の旨味を引き出してくれるので、お出汁の代わりとしても使えるんですよ~。
そのためコンソメや鶏ガラスープの代わりに甘酒でOK。
え?甘酒が洋食・中華のお出汁の代わりになるの?
と思うかもしれませんが、コレが不思議となるんですよ~(笑)
コンソメも鶏ガラ出汁も味が違うのにね。
これは甘酒が、一緒に煮込んだりする食材のうまみを引き出す力が強いという特徴のおかげ。
ホント不思議なんだけど、深い味わいにしてくれます(^^♪
小麦粉の代わりに使ってとろみづけ
私もこの方法は最近まで知らなかったんですけどね、料理研究家の舘野真知子さんの「料理用あま酒、はじめました。」という本の中で紹介されていたのが、とろみに活用する方法。
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甘酒を料理に活用してはいたものの、とろみにも使えることは知らなかったので、「へぇ~~~」と感心。
片栗粉や小麦粉などの代用で、八宝菜やあんかけチャーハンなどのとろみをつけたいときなど、ちょっと料理にとろみをつけたいんだよな~という時に使えるんだそう!!
これ私もまだ未経験なので、これはやってみてレポしますね(^^♪
どうですかー。
甘酒をどうやって料理に使ったらいいの?から、こうすれば料理に活用できるのか~という道筋見えてきましたか。
今回は「へぇ~そう使うんだ」で終わらないためにも、我が家の甘酒活用方法をね、もう少し具体的にお伝えしたいと思います。
甘酒を料理に活用して作る簡単なメインおかず
せっかく甘酒を料理に使う方法を知ったんだから、使えるようになりましょう!!
ってことで、日ごろ私が甘酒を活用して作っているメインのおかずを2つ紹介しますね。
鯖の甘酒味噌煮
我が家で甘酒をメインに使う料理の定番はサバの味噌煮。
お砂糖の代用として甘酒を使っています。
作り方をホント簡単にお伝えするとこんな感じ☟☟
①鯖の臭み&ぬめり取りとして、熱湯をまわしかけ
②鍋にお水・酒を入れ一煮立ちし、サバをお鍋に入れショウガを鯖の上にのせ、合わせ味噌を1/2くらい入れてコトコト煮込む。
※このとき鯖の皮面は下向きにしています。
③鯖の上下をひっくり返して、サバの皮を上にし、残りの合わせ味噌を加え弱火で10分くらい煮込んだら完成です。
ちなみにサバの味噌煮の合わせ味噌は
味噌 大さじ1
醤油麹 大さじ1
甘酒 大さじ1.5
で作っています。
鶏ムネ肉の照り焼き
鶏ムネ肉でなくてもOKなのですが、照り焼きを作るときは甘酒を使うことが多いです。
というのも、鶏肉をやわらかくしたいし、パサパサ感をできるだけなくしたいじゃないですかー。
鶏肉のパサつき軽減といえば、塩麴が思い浮かびますよね?
でも塩麴をつけてしまうと、塩っ気が鶏肉に結構入ってしまうんですよ(;’∀’)
そうなると、あとからタレを絡めてってしたら辛くなりすぎてしまう…。
そこで、塩麴ではなくタレを後から絡めて作る料理のときは、甘酒でお肉を漬け込んでます!!
そうすればガッツリ丸1~2日漬け込んでも、鶏肉には塩っ気が入らないため純粋に味付けは照り焼きのタレのみ。
辛すぎってこともないし、味のブレも減りますよ~(笑)
では作り方です☟☟
①鶏ムネ肉1枚ポリ袋に入れて、そこに甘酒大1程度加え、もみ込んで一晩置きます。
②フライパンを熱して油を敷き、皮面を下にして鶏肉を焼いていきます。
③皮面がこんがりやけたら裏返し、火をしっかり入れていきます。
④鶏肉に火が通ったら、再び皮面を下にして、合わせタレを混ぜ合わせ少し煮詰めて照りが出てきたら完成です。
ちなみに我が家の合わせタレはこちら☟☟
甘酒 大さじ1
醤油麹 大さじ2
みりん 大さじ1
と砂糖不使用で、作っています◎
甘酒を使ったアレンジおかず
メインのおかずでは、砂糖の代わり&漬け込む使い方の例を紹介しましたが、甘酒の使い道こんなもんじゃないです(笑)
我が家では
- マリネ
- ごま和え
- お漬物
- タレ
- ドレッシング
- ソース
など、ホントいろんなものに甘酒を活用しています!!
その中から今回はタレ&ドレッシングを1種類ずつ紹介したいと思います◎
甘酢タレ
分量)
醤油麹 大さじ1
甘酒 大さじ1
米酢 大さじ1
よく混ぜ合わせて軽く火を入れるだけ。
火をいれるととろみがつきます◎
このソース、我が家は玄米粉をつけて揚げたサバに大根おろしとかいわれを添え、上に今から紹介するソースをかけて食べました。
すっぱすぎることもなく、サッパリ。
暑くなる夏場にめっちゃ使えそうなソースです。
今回はサバにしたけど、茹でた豚肉などのタレとしても使えるかと思いま~す♪
ドレッシング
私がよく使うドレッシングは館野真知子さんの甘酒ドレッシング!!
分量)
甘酒 大さじ6
オリーブオイル 大さじ6
お酢 大さじ2
塩 小さじ1
黒コショウ(粗びき)少々
全てをボウルに入れて泡立てたら完成という、めっちゃお手軽なドレッシングですが、これが美味しいんですよ♪
お酢を甘酒がまろやか~にしてくれていて◎
レシピはオリーブオイルとなっているのですが、我が家では菜種油で作ったりもしていますよ~(笑)
作った後は冷蔵庫で1週間くらいは保存できます。
ただオイルが入っているので、酸化が進んでしまうのでできるだけ早めに使い切るようにしてくださいね!!
ちなみにですが、我が家はレシピの半分の量で作って2~3日中に使い切るようにしています。
詳しい作り方や館野真知子さんの他のレシピはこちらから検索できるので、よかったらチェックしてみてください☟
きょうの料理(館野真知子さんレシピ)
さいごに
甘酒はドリンクで飲むという方法がお手軽なのですが、それだけではもったいないです!!
いろんなお料理に活躍してくれるし、入れるとそれだけで甘酒が素材の旨味を引き出してくれるから自然とワンランク上の仕上がりに。
入れるだけで美味しくなるんだから、入れない手はないですよ(笑)
甘酒は、上記でもお伝えしてきたように
- 砂糖の代わり
- お肉やお魚を漬け込んで美味しくする
- お出汁の代わり
- とろみづけ
など料理のさまざまの工程で使うことができますからね♪
もし自宅に甘酒があるなら、もうドリンクだけでなくお料理にもぜひぜひ活用してみてください(*^▽^*)