梅干し作りに適した容器や大きさの目安と揃えておきたい道具たち

梅の時期。
今年は梅干し作りに挑戦してみよう!!と思ったものの

梅干を作るときの容器ってどれがいいの?
容器の容量はどのくらいあればいいのかな?
梅干し作りに必須な道具ってあるのかな?

と分からないし気になることがいっぱいですよね。

 

私も今年初めて自家製梅干しに挑戦しようと思っているのですが、まずどの容器を使うかで迷ってしまいまして( ̄▽ ̄)
どの容器で作るか悩み調べまわりました(笑)

 

そこで適した容器や容器ごとの特徴をはじめ、購入する容器の大きさの目安や一緒に買いそろえておきたい道具についてお伝えしていきたいと思います◎

梅干作り一年生で、私と同じく「梅干し作りの容器、どれがいいんだろう」と決めかねているあなたの参考になれば嬉しいです♪

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梅干し作りに適した容器はどれ?

梅干しの作り方を調べると、果実瓶やホーロー、漬物を作る容器やジップロックなどいろんな容器で作られている方がおられますよね。
そのためどれにしよう…と悩んでしまいませんか。

どれでも作れるみたいだし、余計に悩む。
分かります、私も同じでどの容器にするかなかなか決めきれませんでしたから(;’∀’)

そこでそれぞれの容器の特徴から、「お!これいいじゃん!」と思うものを選ばれてみてはいかがでしょう。

ということで、梅干し作りができる容器の特徴をお伝えしていきますね。

甕(カメ)

梅干作りというと、陶器の壺や甕のイメージが強いですよね?

イメージ通りで陶器の壺や甕は、酸やお塩に強く、暑い・寒いの外気の影響を受けにくいため梅干し作りにはとっても適した容器ではあります。
ただ、重い( ;∀;)

何キロも梅干しを漬けるようなら、どっしりと重くなってしまいます。
そのためちょっと移動させようもんなら、えらいこっちゃ。
かなりの重労働です。

そのため動かさなくてもよい場所の確保も必要になります。

そして甕はいいお値段もする。
そのため初めてで甕はハードルが高いかもしれません。

ホーロー容器

ではホーロー容器はどうでしょうか。

ホーローは鉄やアルミニウムなどの金属素材の表面にガラスを結合させて作られているんです。
そのため酸や塩にも強いと言われてはいるのですが、キズがあると金属面が出てきてしまい、梅の酸で錆びてしまう可能性も

軽いし、におい移りもなく、使い勝手のよいホーロー。
ですが、少しのキズでも錆びに繋がってしまうため、梅干し作りには残念ですがオススメはできません。

プラスチック容器

プラスチック容器の最大のメリットは、とくかく安い◎
お手軽に買えることです。

ただプラスチックは酸や塩に弱い( ;∀;)
長く使うと梅の酸の影響で、樹脂表面がザラザラ・ガサガサになってしまいます

また、熱湯による消毒にも弱い!!
製品にもよるのですが、耐熱温度が違います。
耐熱温度が100℃以上であれば、煮沸もOKですが、100℃以下なら煮沸してしまうと変形してしまう可能性大です。
100℃以下の場合は、耐熱温度以下の温度で熱湯消毒し乾かした後、アルコール消毒をすみずみまで徹底しましょう◎

ちなみに漬物を漬けるプラスチック容器を使う場合、漬物用プリ袋というものもあります。
直接漬物容器に梅干しを漬けるのではなく、このポリ袋を容器の中に敷いてから使うと酸の影響を容器が受けないのでオススメですよ~。

ガラス瓶

梅干作りにも使えるガラス瓶。
熱湯消毒もOKで中身が確認しやすいのがメリットです。

ただガラス製のため甕まではいかないものの、重量はあります。
そして最大のデメリットは、他の容器に比べて瓶の口が狭いこと。

梅干作りは梅酢が早く上がってくるように重しを上にのせるのですが、間口が小さいと重しがしにくい( ;∀;)
これが最大のデメリットかな~と思います。

が、重しはビニール袋を2重にしてお水を入れたりしても重しになりますからね。
出来る限り瓶でも取り出し口が広いものを選べば、なんとかなりますよ~。

絶対NGの容器

上記で紹介した容器であれば、どれも梅干し作りに使えます。
が、絶対使わない方がよい容器が梅干し作りにはあるんです。

それがステンレスなどの金属製の容器。

塩や酸の影響で錆びが出る可能性が高い!!
そのため保存容器を選ぶなら、金属でできたものは避けるようにしておきましょう。

色々と梅干し作りに使える容器があるのですが、一番大事なのは「食品用」であるかどうかです!!

食品用でないものを使ってしまうと、体に悪影響のある化学物質が容器から染み出し取り込んでしまうこともあります。
なので、必ず容器は「食品用」を選ぶようにしてくださいね♪

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梅干し作りの容器の大きさの決め方

容器を何にするかが決まってきたら、次に気になるのは容器の容量。
どのくらいのサイズのものを買ったらいいの?ってなりますよね。

容器の大きさの選び方のポイントは、梅の重量の1.5~2倍くらいのものを選ぶことです。

梅の重さ 容器の容量 甕のサイズ
1kg 1.8ℓ~2ℓ 1号or1.5升/td>
2kg 3.6ℓ~4ℓ 2号or3升
3kg 5.4ℓ~6ℓ 3号or5升
4kg 7.2ℓ~8ℓ 4号or2号サイズ×2
5kg 9ℓ~10ℓ 5号

5kg以上になると、容器の大きさはさらに大きくなります。
そして1つの容器で漬けこんでしまうと重たくて動かしにくくなります(;’∀’)
そこで容器を2つや3つとあらかじめ分けておくと、運びやすいですよ◎

ただその分置き場所のスペースも確保しないといけません。
そのため置き場をどうするのか?ということも考えて、容器の大きさを選んでみてくださいね。

梅干し作りに必要な道具

梅干作りに必要な材料以外の道具は

  • 重石
  • 落とし蓋
  • ザル

この3つがあれば完璧です。

重石を使わない作り方もありますが、重石をするのにはワケがあるんですよ。
それが梅酢を早く出すため。

塩と梅をまぶしてから梅酢が出る時間が早いとカビにくい!!
そう、失敗を防ぐために最初は梅の約2倍の重さの重石を梅の上にのせるというわけです。
梅が2キロなら重石は4キロ、梅3キロなら重石は6キロといった具合で重石をのせていきますよ◎

 

そして重石の前に置くのが落とし蓋。
私も落とし蓋はいるのかな?と思ってしまっていたのですが、落とし蓋も置く意味があるんですよ。
それが重石の重みを梅に均等にかけること。
重さが均等にかからないと、うまいこと梅全体に圧が掛からないので梅酢の上がりが遅くなったり、圧が掛かりすぎた梅は潰れてしまったりしてしまいます。

そのため重石も落とし蓋も両方必要なんです。

でもですよ、この重石は2重袋をしてお水で、落とし蓋はお皿でも代用できます(^^♪
他にも重石や落とし蓋の代用方法があるのですが、長くなるのでこちらはまた別途紹介していきますね◎

さいごに

梅干作りの容器決まりそうですか~?

私は今回色々と調べて、梅干しはお漬物用のプラスチック容器でチャレンジしてみようかなと思っています。
決め手は安い&取り出し口が広くて重石を置きやすい
この2つです(笑)

梅酒や梅シロップはいつもガラス瓶で作っているのですが、やはり出し入れがちょっとって思うんですよ。
梅干しは漬けて置いたら完成ではなく、さいごに取り出して土用干しがあるじゃないですか?
だから取り出し口が広い方が結局作業しやすいのかな?と思ったのが理由です。

甕が本当は一番いいのかな?と思いますが、重いし値段も高い( ;∀;)
今年は梅干し作りの一年生。
今後続けるかまだ分からないのに、しょっぱなから投資できない…となり、手に入れやすいプラスチック容器で落ち着きました。

あなたはどうですか~?

一緒に梅干しづくりに備えて、色々準備していきましょうね♪

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