手作り甘酒、美味しく食べていたのに数日食べてなかったら、酸っぱくなっていた(>_<)
え?
なんだか酸っぱいんだけど、飲んでも大丈夫なの?
もう飲まない方がいいのかな?
と気になりますよね。
そこで今回は手作りして冷蔵庫に置いておいた甘酒が酸っぱくなった場合、飲んでも大丈夫なのか?
酸っぱくなる原因や甘酒が腐っていると判断するその見極めポイントについてお話していこうと思います♪
Contents
甘酒が酸っぱくなっていた!!飲めるの?
手作りした甘酒を冷蔵庫で保存していて酸っぱくなった場合、飲めないことはないです!!
ただ手作り甘酒の場合で、完成後火入れをしていない場合は作ってから1週間。
長くても2週間が食べ切りの目安と言わているんですね。
酸っぱくなってしまった甘酒が上記の期間を超えている場合は、雑菌が繁殖してしまっている可能性も考えられます。
そのため2週間以上経過している甘酒を飲むのはオススメはできません( ̄▽ ̄)
ですが2週間経ってなく、まだ大量に余ってしまっている場合は、絶対に酸っぱくなった甘酒を食べてはダメということはないです。
そこでいくつか酸味が気にならない使い方も紹介しておきますね。
甘酒に酸味が出てしまったときの救済方法
では、甘酒に出てしまった酸味を上手に活用する救済方法を3つ紹介していきますね◎
スムージーにする
フルーツと混ぜてスムージーにすると、フルーツの甘みで甘酒の酸っぱさが緩和されます。
少し多めに入れてもヨーグルトスムージーのような感じになるので、イヤな酸っぱさに感じません。
お味噌汁に入れる
酸っぱい甘酒をお味噌汁に入れたら、酸っぱくなりそうと思われるかもしれませんね。
ですが、酸っぱくはならず、イイ感じにみそ汁をまろやかにしてくれます(笑)
温めて火入れをして飲むことので、生のままでもないし、雑菌のことを考えてもちょっと安心できるのがみそ汁です。
ドレッシングにする
成功した甘酒もドレッシングに使えるのですが、酸味が出てきた甘酒もドレッシングに活用できます。
市販のごまだれなどに酸っぱくなった甘酒をお好みでプラスするだけでも、ちょっとアレンジしたドレッシングになりますし、もちろん手作りドレッシングを作るときにも活用できますよ。
甘酒クリーミードレッシング
クックパッドの余った甘酒で♪クリーミードレッシング!を参考に、酸っぱい甘酒で作るドレッシング考えました♪
材料)
甘酒大5
オリーブオイルorなたね油大1
お酢適量
お味噌適量
作り方)
甘酒にオイルを加え混ぜ合わせて、味見。
酸味が強かったら少しお味噌を追加してまろやかに。
逆に甘酒だけでは酸味が足りなさそうなら、お好みでお酢をプラス。
と足し引きしながらお好みの味に調整して作るドレッシングです。
お味噌を入れる代わりに、みじん切りした玉ねぎを入れて、塩コショウで味を調えながらお酢で酸味を調整すると玉ねぎドレッシングに。
玉ねぎの代わりに人参のすりおろしを使うと、ニンジンドレッシングにもなりますよ◎
上記のように少し材料を変えながらお酢で酸味をうまく調整してあげれば、酸っぱい甘酒も立派なドレッシングへと変身してくれるので、いろんな組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ただ酸っぱい酸味が出てきた甘酒は、長く置いておくと表面に雑菌やカビがついていきます。
そのため一日1回は混ぜながら、少しでも早く食べ切るようにしてください!!
そしてもし2週間以上経ってしまった場合は、食べるのは控えた方が無難かと思います。
甘酒が酸っぱくなる原因とは
では、どうして甘酒が酸っぱくなってしまったのか…。
その原因についてもお話していきますね。
甘酒に酸味がでてくる原因、それは甘酒の中に乳酸菌が増えてしまったからです。
もともと甘酒には微量の乳酸菌が含まれているんですよ。
それが日を置くごとに、乳酸菌が甘酒の甘さの素であるブドウ糖を食べて繁殖。
結果乳酸菌が増えて酸っぱくなってしまうというわけです。
甘酒腐るとどうなる?発酵と腐敗の見極めポイント
では、甘酒が腐るとどのような変化がみられるのでしょうか。
腐っていると判断する見極めポイントは、見た目・臭い・味の3つ。
それぞれどんな変化が現れるのかをお伝えしていきますね。
見た目
米麹で作られた甘酒はオフホワイトのような色をしています。
が、腐敗が進んでくると茶色に色が変わることが多いです。
またもう一つ起こりやすい色の変化が、赤や緑。
明らかにおかしい!!と気づく色の変化ですが、この色の変化の原因はカビです。
臭い
甘酒も他の食品と腐った時の臭いは同じ。
ツンとするアンモニアの臭いや、ヨーグルトのような酸っぱい臭いにおいです。
アンモニア臭は、雑菌が繁殖したことによって生み出される臭い。
かなり強烈なので、これは飲めないなと判断しやすいです。
またヨーグルトのような独特の酸っぱさは、乳酸菌による過発酵の可能性が高いです。
しかし中には雑菌が出す悪い成分が酸味になっていることもあります。
そのため強烈な刺激臭や酸っぱい臭いがした場合は、飲まないで破棄するようにしてくださいね。
味
見た目・臭いに特に問題がない場合は、味で判断。
ご自身の味覚に頼るのが一番です。
甘酒が腐敗してくると出やすいのがすっぱい酸味。
ただ甘酒の酸味は上記でもお伝えしてきたように乳酸菌の影響の可能性もあるんでしたね。
ですが酸味が出てきた=乳酸菌の影響だけとは限りません。
悪い雑菌がでてきて悪さをしていることで、酸味が出てしまっていることも考えられます。
そのため最後の判断は自己判断。
本来人間には食べれる/食べられないを判断する能力が備わっているんですよ。
そのため「酸味(腐敗)」「苦味(毒)」を感じると、食べない方がいいというシグナルを出してくれます。
もしそのセンサーに引っかかったのであれば、やめておくように。
本能にしたがいましょう。
さいごに
甘酒が酸っぱくなってしまった場合、腐敗との見極めが難しいです。
酸っぱくなっても乳酸菌の影響であることが多いため、飲んでも大丈夫なこともあるからです。
そのため私は、
- 甘酒を美味しく飲める期間(2週間以内)かというか
- 酸っぱいと感じた時に、やめたほうがいいと食べてみて感じたかどうかという直感
で判断しています。
これは私の体験ですが、甘酒で美味しく食べれる2週間以内で酸っぱくなってきた時は、酸っぱさを感じるけどまだ甘みやまろやかさもあったんですよ。
そのため、酸っぱさを感じるから早めに食べ切ったほうがいいな~!!と思うくらい。
食べれると判断し、翌日までに使い切りました。
ですが、先日作った小豆麹が酸っぱくなった時は、これは危険な酸っぱさだ!!と感じ破棄。
こちらも2週間経つか経たないかくらいだったのですが、毎日使うわけではなかったので、甘酒より混ぜる回数が少なかったんですよ。
そのため発酵も進んでしまったのかな?
かな~り酸味が濃くて(;・∀・)
強烈な酸味なため、食べる気もしないし、これはやめておいた方がいいと感じました。
酸っぱくなってきた時の食べれる食べれない判断は、最後はご自身の本能。
これに従って間違いないと思いますよ~!!